鹿児島県実行委員会では3日、日置市美山で日韓友好をテーマにピースロードの出発式が行われました。美山は鹿児島県最大の薩摩焼の産地として知られている地域です。薩摩焼は1598年、薩摩藩17代藩主の島津義弘が朝鮮出兵の際に陶工約80人を連れ帰り、その人たちが現在の美山にあたる伊集院郷苗代川に移り住み開窯したのが始まりとされています。
美山にはその島津義弘にしたがって渡来した当時の陶工である朴平意(ぼく・へいい)の記念碑があり、一行はその記念碑で慰霊祈願を行ってからスタートしていきました。
10日にはピースロード鹿児島県大会が開催され、多くのサポーターが参加しました。